認知症の方との上手な接し方

認知症の中核症状である記憶障害や見当識障害に、在宅医療を行う周りの家族が悩むことは多いです。感情の高ぶりをはじめ、幻覚や妄想などの行動に頭を悩まされているご家族も少なくないでしょう。ここではそのようなご家族に向けて、認知症の方との上手な接し方をご紹介します。

不安にさせない

失敗した時に叱ったり家族がイライラしたりすると、認知症の方は不安な気持ちになります。精神的に不安定な状態は本人にとって大きなストレスとなり、それが原因で周辺症状を悪化させることがあります。そのため認知症の方と接する場合は、不安にさせないことを心がけましょう。家族が穏やかな気持ちで接することが不安な気持ちを取り除き、本人の安心感を促します。

急かさない

認知症の方は、急かされるのが苦手です。認知症の方の脳細胞は働きが悪くなっているため、動作や話すことがスムーズに行えません。そんな時周りの人が急かしてしまうと、どうしてもマイナスな感情を抱いてしまいます。動作や話すことがスムーズに行えないことにイライラしているのは認知症の本人も一緒ですので、動く時や話す時には急かさないようにしましょう。

敬意を払う

認知症で記憶障害や見当識障害が起きているとはいえ、症状が進行しない限り、自尊心は保たれます。したがって、否定的な言葉をかけられたり、人前で頭ごなしに叱られたりすると、自尊心が深く傷つけられてしまいます。認知症でも本人の人格を大切にして敬う気持ちを忘れてはなりませんので、温かい気持ちで敬意を持って接するようにしましょう。

ご紹介した接し方は一般的に良いと言われる接し方ですが、認知症の家族との接し方に悩まれている方のヒントや手助けになると思いますので、ぜひご参考下さい。

神戸市西区、須磨区、垂水区にて在宅医療を行う当院では、認知症ケアに関するお悩みの相談も承っています。認知症の方の治療栄養管理、認知症末期や終末期などのお悩みや不安をお伺いします。神戸市西区、須磨区、垂水区にお住いで、認知症ケアをご希望の方は当院にご相談下さい。また当院の在宅医療では認知症の方だけでなく、慢性疾患をお持ちの方や末期患者様まで、幅広く対応しています。

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