☆在宅療養満足度調査☆

今回、外来看護師長が1年間にわたり在宅療養の満足度調査と現状把握を行ってきました😌
1年間の結果報告をここにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください✨

【目的】
①当院への評価・満足度を把握し、その問題点の改善や満足度・サービスの向上に役立てる。
②患者数の増加、固定に役立てる。
③スタッフの意欲向上、モチベーションアップにつなげる。
④カルテサマリーで情報不足になっている点を情報収集する。

【方法】
・1か月毎に10名程度の在宅患者様(家族様)に聴き取りし、毎月のスタッフ会議の際に報告、検討。
・4~5か月後に再度聴き取りを行い評価。
・訪問、電話、窓口に来られたタイミングなど、それぞれに合うかたちで聴き取り。(新規の方・施設の患者様は含まず)

【聴き取り内容】
①医師、メディカルスタッフ、訪問看護師、ケアマネ等に相談出来ているか。
②説明はわかりやすいか。
③出入りする医療介護スタッフの身だしなみや態度などで気になる点はないか。
④その他、困った事や良かった事など。
⑤満足度を5段階で評価してもらう。
→5:非常に満足、4:満足、3:普通、2:やや不満、1:不満


【結果】
延べ人数113人
→入院などでタイミングが合わず出来ていない方もあり。

期間:令和4年6月~令和5年5月の1年間

満足度:やや不満、不満は0人



分かった事

・直接対面し話を聞くことで、コミュニケーションがとりやすくなった。
・少しでも話を聞くことで信頼関係が深まった。
・訪問看護師やケアマネとも話す機会が増え、問題点を把握しやすくなった。
・前半で指摘された意見などをスタッフ間で共有することで、改善につなげる事が出来
た。
・マナーや接遇面の問題に対する指摘が、スタッフの意識向上につながった。
・医師に訪問時間内でうまく伝えることが出来なかった事を代弁できる機会となった。
・薬局など院外での事も情報共有することでお互い注意するようになった。
・話すことで少しでも
発散する機会がもてた(介護する家族にとっても良かった)。
・だいたいの家で小さな事でも相談や報告、意見があったりするため、定期的な聴き取りが大事だとわかった。
・訪問が助かっている、安心して自宅で過ごせているなど
の意見も聞けてうれしかった。


今後の課題

・新規患者様は、初回訪問時に同席できる機会をもち、3ヶ月後にうまくまわっているか確認するのはどうか。
・長期の方は半年~1年以内に声掛けやサマリー内容、今後の療養についてなども含め今後も聴き取りしてくのはどうか。
・トラブルになりそうな場合は、早めに対応しスタッフ会議や医院会議で共有する機会をもつようにしていく。

以上

😊今後もより満足度の高い医院にしてけるようスタッフ一同頑張っていこうと思います❗